日本人による日本の為のつぶやき～閉ざされた言語空間ツイッターから追い出されて

東京の下町日暮里（にっぽり）駅前には駄菓子屋の問屋街があり以前何度か足を運んだことがあった。先日３０年ぶりに日暮里にいったら、駅前はすっかり再開発されており、タワーマンションと駅ビルになっていた。駅ビルのテナントをうろついていると、駄菓子屋を一軒見つけた。店主の女性に聞いたところ、１１年前の再開発で駄菓子屋がのきなみ店をたたんでしまい、１軒だけのこって今のこのビル内で営業しているとのことだった。
小さい頃ひとつ１０円、２０円で買っていた駄菓子だが、大人になって自分のお金をもつようになると所謂大人買いができる。偶然立ち寄ったこの生き残った駄菓子屋さんでアタリ付１００個入りミルクキャンディーを箱買いした。店主の方から、アタリが３つ入っていますから、と聞いていた。
自宅に戻り透明のボックスのふたを開けて見ると、中に別の袋に３つ飴がはいっていた。袋の表面には
「毎度アメハマの菓子を御拡売いただき誠に有難うございます。さて、この袋に当たり飴が入っています。御販売いただきます時に均一に混入していただきますようお願いします、なお『当り』が出ましたら当り紙と引替えにも１個お渡しください。アメハマ製菓株式会社」
と書かれていた。
つまり、どれがアタリか既に運が分かっており、幸運だけを入れた別の袋だった。なんか、ワクワクしてしばらくはハズレ１００個をいただくことにする。何せ１００個＋当たり３個も入っているから。

なにげなくこの愛知県一宮市のアメハマ製菓のサイトを見たら、なんと創業１１１年のこの会社がこの４月で廃業するそうだ。ここでも緊縮財政、グローバリズムと武漢肺炎の影響がでている。
http://amehama.co.jp/index.html