守るも攻めるもない日本2022年10月04日 23:59

朝から臨時ニュースで北朝鮮が弾道ミサイルを発射し日本政府が「Jアラート」を発信したとの報道があった。「Jアラート」など言葉のごまかしで、要するに「空襲警報」である。
それに対する政府のコメントは以下の通りであった。

・速やかに情報収集し
・情報を分析し、
・評価、判断し
・国民に情報を提供発信し
・各国とも連携し
・対応について協議し
・必要な対応を適切に行うとともに
・北朝鮮に対しては強い表現で抗議するものである。

なんなんだ、この空虚な言葉の羅列は。
その中には、国家国民をどう守るのか、どう攻めるのか
全く中身がない、いつもの第三者的コメントだ。
自国をどうしたいか、どうすべきか全く意志も覚悟も感じられない作文。

この程度なら私ごどきでも言える。
日本はいつのまにが情けない国家に成り下がってしまった。

安倍さんに弔意を捧げる2022年09月27日 23:05

会社を休んで故安倍晋三元首相の国葬献花に行ってきた。 駅前の花屋で「献花目的」と伝えると店主もどこへ行くのかわかっているかのうように「いってらっしゃい」と声をかけて送り出してくれた。

安倍さんが暗殺されてからこの2カ月、「国葬反対」「費用をいくらかけるつもりか」「自分は招待されても国葬には参加しない」宣言など、巷はガヤついていた。

日本では、故人は仏様なのだから、仏様の祀りごとに、費用をかけるなだの、参列しないだの、下品にも程がある。こういう人たちに限って普段から自由と権利を主張する割には、祈りたいと思う人の思想信条を否定しようとする。

お昼頃に九段下に到着すると、終戦の日ほどではないが喪服を着て花を手にした多くの人々が靖国神社に参拝していた。私も安倍さんに献花する前に靖国神社に立ち寄った。首相時代に1度参拝した後アメリカからの圧力を受け、その後尻込みして一切参拝しなかった安倍さんの代わりにだ。

神社参拝後、献花の最後列に並ぼうと思ったら、地下鉄ふた駅先まで40分近く歩かされ、途中心が折れそうになりながら、やっとたどり着いた最後尾から並びはじめた。安倍さんに弔意を示そうと駆け付けた想定以上の多くの老若男女が大小さまざま仏花を手に炎天下静かに並ぶ。前後の人に助けられながらならぶ赤子を抱えた若いお母さんもいた。献花台にある安倍さんの遺影を拝めたときには、2時間経っていた。

九段坂下公園の献花台に近付いてくると、静寂の中、遠くのほうで拡声器でギャーギャーがなり立てる女の声が聞こえてくる。国葬反対の奴らだろう。どこまで執念深いのか。仏様に手も合わせられない、死んだ人の墓まであばいて死体に鞭打つようなどこぞの隣国の精神性に似ていて気味が悪い。

政治家という職業はなろうと思えば誰でも手を上げられるが、本当の政治家であり続けることは相当の精神力と行動力がないと誰もができるものではない。色々物足りないこともあったが、在任中は大変な孤独感の中で首相の責務を全うした安倍さん、有難うございました。あなたの功績は今日献花で全国から駆け付けた人々の数が証明したと思います。安らかにお眠りください。

安倍元首相暗殺に想う2022年07月10日 18:30

安倍元首相が暗殺された。
職場の昼当番を終え遅めの昼食を摂ろうした私に同僚が駆け寄って来て、「大変なことが起きました」と教えてくれた。
想えば、第1次安倍政権を途中で「投げ出し」、悪夢の民主党政権の最中に、安倍さんがもう一度自民党総裁選に立つと聞き、憲政会館と有楽町の街宣に日の丸を持って駆け付けた。
それだけ日本を取り戻してくれると期待し全力で応援し、とうとう第2次安倍政権が憲政史上最長の8年間で実現した。
ところが、あれだけ「日本をとりもどす」と言っていた安倍さん、蓋を開けて見ると、アベノミクスは尻すぼみ、デフレ脱却どころか消費税を2度も上げ、「移民法」とインバウンドで外国人を大量に受け入れて日本を安売りし、尖閣諸島の防衛も後退した。何をやっているんだと怒りさえ覚えた。
首相を辞任した後になって、政権外から日本経済や防衛の事を彼があれこれ言っても、政治家は結果が全てであって、私には「無責任な遠吠え」にしか聞こえず、益々心は離れていった。
その矢先の暗殺である。
安倍さんのあのような死を目の当たりにして、人の人生というものは誠にあっけなく、はかないものであると改めて感じた。同時に、だからこそ、政治家のみならず、我々市井も一瞬一瞬を全力で人生に立ち向かわねばならないと痛感した。
糾弾に倒れた安倍さんの本音は
「こんな形で人生の幕を閉じるのだったら、アメリカの圧力があろうが、党内や財務省からの反対勢力がいようが、8年の首相在任中に『命懸け』で日本を取り戻す方向に舵を切っておけばよかった」だと思う。
残された政治家(のみならず我々国民も)、安倍さんの最期を見て、「安倍さんの意志を継いで今度は自分たちが命懸けで日本を取り戻そう、守ろう」と奮起することを願う。でなければ「アベを許さなかった」勢力や安倍さんが亡くなって喜ぶ国々によって、日本が瓦解していくのをこのまま黙って放置することになるだろう。

火力発電の限界点~原発再開を望む~2022年03月22日 14:55

我が国の原発が停止してから今や電力供給の80%以上が石油・石炭・天然ガスを燃やした発電に頼っている。

・石油価格がこのままどんどん上がれば我が国や国民の暮らしはどうなるのか?
・CO2削減を叫んでレジ袋まで国民から取り上げる日本政府が鉱物を燃やし続けてCO2を出し続ける矛盾を一体どう思っているのか。

先日の東北の地震で、福島の火力発電まで停止したのだから、電力がひっ迫するのは自明の理である。

にもかかわらず、日本政府の経済産業大臣はコメンテータよろしく、節電を国民に呼びかける。アンタら政府がすることは国民に節電を呼びかけることではなく、節電しなくていいような現実的エネルギー政策を至急構築することだ。

リベラリストらは、坂本龍一を代表に、相変わらず節電と再生可能エネルギー推進を呼びかける。坂本さん、あなたが所属していたYMO(イエローマジックオーケストラ)はまさしく電子楽器で金儲けをし、有名になったのですよね。あなたが患った癌も、治療のために放射線治療なさいましたよね?電気を使うな、放射線治療をするなとは申しません。ご自身も恩恵にあずかっているのであれば、原発反対や他人に節電を指図しないほうがいいということです。

節電も各家庭の個人レベルならなんとか我慢もできましょう。これを企業や工場にまで強いられると、会社、国家が立ち行かなくなります。国家や会社が立ち行かなくなれば、結局国民が立ち行かなくなる。節電して国滅ぶ、です。

クリーンな電気自動車などと言われていますが、その電源はどこからくるのですか?結局火力発電で手に入れた電気でしょう?もう偽善やごまかしはやめましょうよ。

我が国も限界に近付いていることにそろそろ気づいて下さい。CO2を排出しないクリーンエネルギーの最たる原発の速やかな再開、半導体を中心とした我が国の他国に頼らなくてもいい経済安全保障の構築、すでに世界から取り残され、ひとりお花畑をやっている日本。政治とは、覚悟と決断、これほどまでに決められない、お役人のような保身の政治で、電力同様、日本が限界に来ています。

あのウイグルを取り戻せ2022年01月11日 22:00

ウイグル最西端カラクリ湖

海抜3600メートル パミール高原のカラクリ湖

 年末実家に戻ったときに、中国留学中の夏休みに撮ったウイグルの写真がふと見たくなってネガを探した。今は便利な時代になってネガを写真店に持って行くとDVDに焼き直してくれる。昔は想像だにしなかった優れた技術が出来たものだ。

 30年前に行ったトルファンやウルムチは既に漢民族が入り込んでいたが、それでも半分くらいはウイグル人が街を往来していた。更に西域のカシュガルになると、漢民族は1割程度で、私のような漢民族に似た顔の者のほうが街を歩くと彫りの深いウイグル人らの間で目立っていた。今はどれくらい漢族に浸食されてしまっているのか。

 私が行った30年前ウイグル人にはまだ笑顔があった、まだ自由があった。

カシュガルの街で ウイグル人が被る洒落た帽子がたくさん
カシュガルの街で 黄金に輝く衣装ケースを製作中

 カシュガルから一日車をチャーターした時の運転手はウイグル人のおじさんで、片言の中国語で私とふたりきりで、コミュニケーションを取りながら最西端のカラクリ湖まで珍道中をした。

 途中で、見知らぬ遊牧民のパオに立ち寄ってくれたり、車内で漢族の悪口を言ったりして楽しかった。

カラクリ湖の途中 遊牧民のパオを訪問
カラクリ湖の道中 羊飼いと出会う

 トルファンでも昔の日本のように、近所の子供らが集まって無邪気にワイワイ遊んだり、笑顔で踊りを見せてくれたりした。

木陰で休む子供たち トルファン
人懐っこく踊りを見せてくれる子供 トルファン

 当時私は民族学院に留学しており、学内には全国から少数民族が中央に集められ、将来地元に戻って中国共産党関連の機関で働く幹部となるべく教育を受けていた。そんな学校でさえも、漢族の先生が留学生である私に「ウイグル族やチベット族はいつも不良で常に悪いことを考えているから注意せねばならない」と諭していた。漢族の教師は中央当局からそういう風に刷り込まれていたのであろう。

 私自身が実際その後、ウイグルやチベットへ旅行したが、ウイグル人もチベット人も、それぞれの信仰をもった明るくまじめな人々ばかりだった。

カシュガル 香妃の墓
ウルムチ郊外天池近くで巡り合ったカザフ人のパオ

 今はチベット同様中国共産党に侵略され、30年前とは比べものにはならないくらいウイグル人には自由がなく、強姦、拷問、強制堕胎など人間として扱われていないと聞く。その一方で、日本政府が「対岸の火事」として対中非難決議を躊躇していることは、人を見殺しにすることと同じであり、我々自身が人として生きていくうえでの情や誇りまで失っているのではないか。

フェミニストの皆さんへ2021年09月08日 20:58

自民党総裁候補高市早苗さん

フェミニストのみなさん

菅さんが総裁選に出馬を断念し、次の自民党総裁選挙がにわかにざわついています。そのなかで高市早苗さんが立候補に立ち上がりました。彼女の出馬記者会見を聞いていると、この30年間日本が失ったものが何か、我が国の問題が何かが全てわかります。彼女の危機感を聞くにつけ、本当に実現できれば日本に希望が湧いてきます。


自民党・高市早苗氏総裁選出馬表明会見

フェミニストの皆さんには、せっかくですので高市さんが会見で掲げていることを備忘録で列挙いたします。

・日本経済強靭化計画(サナエのミクス)金融緩和・緊急時の機動的財政出動・大胆な危機管理投資

・プライマリーバランスの一時凍結

・危機管理投資(大規模災害、必要物資の国内調達、創薬力、インテリジェンス、検疫、国防、消防、通信網の強靭化、土木技術の技術開発、食料自給率の向上、成長分野の投資)

・太陽光パネルの適正な処分ルール計画

・AIデータセンターと安定的な電力供給

・小型核融合炉の開発

・国産量子コンピュターの開発

・最先端の設備を使った大学教育

・コロナの治療薬の国内生産体制の構築 ・医療従事者、接客業、自衛官のワクチン接種の拡大

・検疫の徹底

・ベビーシッターの国家資格化と国家補助

・災害損失控除

・女性総合診療科の普及と医療人材の育成

・マイクロ波マンモグラフィーの普及

・NHK改革(受信料引き下げ、子会社整理、随意契約)

・学校卒業時の社会制度教育の創設

・地方のデジタル化対応力の強化による地方創生

・地産地消型のエネルギー(輸入化石エネルギーで払っている4兆円を地方に使ってお金を回す)

・経済安全保障(サイバー攻撃)への対抗、サイバー防御システムの反撃攻撃

・量子暗号通信の開発と人材育成

・領土領海の防衛 中国海警法の対抗法律

・防衛関連の人材育成

・令和の省庁再編 環境エネルギー省の再編

・皇統の維持

自民党の緊縮財政で削がれた我が国の国力は、同じ自民党の高市さんに是非とも戻していただきたいと思います。

普段、男女同権、女性活躍の促進を声高に叫んでいるフェミニスト、マスコミの皆さんも勿論高市さんを応援してくれますよね?因みに読売の女性福田さん、チノパンツで足組んだまま質問、しっかり映ってますよ。動画1:32:18あたり。

東京五輪考①2021年08月04日 21:00

競技を通して国家の代表として頑張る選手の姿は清々しく、武漢肺炎疲れした私の気持ちを前向きにしてくれる。その一方で開会式は不快感が湧く連続だった。

・開会式が無観客ということもあり、テレビ画面を意識した構成だった
・日本の色彩が一切感じられない。画面に映し出される映像もやたら外国人を出し、無国籍な感じだった。
・挙句の果てに気味の悪いメイクをした森山某という舞踏家が踊りはじめる。素人寄せ集めで、人の血管を表現したヒモを持ってこれまた気味の悪い踊りが始まる
・歌舞伎の海老蔵が出てきてやっと日本らしさがと思ったら、上原ひろみの聞くに堪えない前衛ピアノ曲をBGMに聴かされ不快極まりない。
・各国選手が国家のトレードマークを身にまとい入場するも、周りで汚らしいポンチョみたいなのを来たボランティアが同じ動作でワイワイ手を挙げて出迎える。厳かな雰囲気ゼロ。
・天皇陛下のご臨席を賜ったがロイヤルボックスがないため、両隣にバッハとスガが座っている。挙句の果てにバッハは横で座る天皇陛下を差し置いて、立ち上がって選手団に手を振っていた。そのくせ日本選手団が入ってくるタイミングでバッハは席からいなくなっていた。
・橋本・バッハ二人で9分の予定挨拶が、橋本6分、バッハ13分を費やし、天皇陛下の開会宣言が13秒だった。
・これまた天皇陛下の横に座っていたスガとコイケが天皇陛下が宣言で立ち上がったのを見て誰かに促される様子で慌てて立ち上がっていた。スガもいけてないが、進行上、司会が「ただいまより天皇陛下の開会宣言です、ご起立ください」的なアナウンスが一切なかった。(恐らく待ちくたびれた競技場内の選手団も地面に座ったまま開会宣言を聞いただろう)
枚挙にいとまがないがとにかく、国旗掲揚以外はメリハリのないお涙頂戴の薄っぺらで無機質な開会式だった。

政府が敗北宣言した東京五輪2021年07月22日 20:33

政府の愚策により30年間デフレで落ち込んでいた日本のターニングポイントにするべく、また武漢肺炎で人々の身体と心を荒んできた全世界をグレートリセットするために1年延期し、やっと開催にこぎつけた東京オリンピック2020であった。だがこの場に及んで日本政府自らが敗北宣言した形での開催となった。

【残念なポイント】
①55年前と同じ季節がいい一番10月に開催すればいいのに、アメリカンフットボールの季節と重なるからとあくまで酷暑の7月に開催する商業的理由により、選手たちのことを考慮しないこととなった。
②オリンピック利権にかぶりついた電通に運営全般を委託したことにより、イベント関連のプロデューサー、ロゴデザイナー、音楽監督等ことごとく電通色の曰く付き人物であったことから世間からの批判にさらされ、浅薄さが目立つグズグズの連続だった。日本の伝統も重んじず、単なる「電通利権イベント」となった。
③武漢肺炎を恐れるあまり、責任をとる覚悟がない日本政府が無観客を決定したことにより、選手のモチベーションも国民の一体感の醸成も大幅に削がれた。(大相撲、プロ野球、高校野球は観客を入れている)

その中でも航空自衛隊は55年前と同じくブルーインパルスによる祝賀の準備が整った。明日はいよいよ開会式だ。

スガ政治なら許すのか?2021年06月27日 00:05

先般ぶらりと入ったらくごカフェの客の中に、団塊の世代の夫婦が私の前に座った。男のほうは白髪頭に中折れ麦わら帽子をかぶりバンカラ下駄を履いてリュックを下げている。リュックには「アベ政治を許さない」札をつけている。安倍さんが去ってまもなく1年になろうというのに、未だに安倍批判、いかにも団塊のイデオロギー世代だ。ならあなたは今のスガ政治は許すのか?とんでもないことだ。
元々一匹狼のスガは、自民党が分裂しても関係ない維新押しで、竹中平蔵のグローバリズム推進で、武漢肺炎の厚労省利権にことごとくパソナを使い、パソナは今コロナバブルでウハウハ状態。法律改正で中小企業を淘汰しようとしているが、武漢肺炎で零細企業は黙っていても潰れていき、それをただ見殺しにしている。アベ政治よりも冷徹で日本がひどいことになっているのに、このイデオロギーオヤジは知る由もないのだろう。

中国産ウナギを食べてはいけない理由2021年06月16日 00:05

汚染満載の中国産ウナギ
中国のウナギ養殖池には発癌性物質のマラカイトグリーンがばら撒かれているというのは私が10年以上前に上海にいた時から中国発禁の書籍を読んで知っていた。その後厚労省のHPでもそのことを認めている。
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/08/h0804-2.html
更に、一人っ子政策で人民に配っていた余剰避妊薬ピルを池にまき散らすことで薬に入っている女性ホルモンでウナギを速く太らせ出荷できるというのも聞いていた。
ところが今回、食べてはいけない理由がひとつ増えた。放射能だ。
中国広東省台山市で原子力発電所が放射能漏れを起こし、発電所を運営しているフランス企業がもうどうにもならずアメリカバイデン政権にSOSを出しているという。相当な事故なのだろう。
https://nordot.app/777474991589720064?c=39546741839462401

放射能漏れ事故の原発がある広東省台山市は日本へ輸出するウナギの生産地にもなっている。(日本のウナギ業者のブログ)
https://ameblo.jp/suruga-kameyama/entry-12448793018.html

安いからといってマラカイトグリーン・女性ホルモン・放射能漬けのウナギを食べないよう気をつけてください。小泉環境大臣もレジ袋だ、太陽光パネルだ、セコイ事言うんじゃなくて、国民の命の為に警告したほうがいいよ。