讃岐うどん 世代交代で再開2020年03月12日 23:20

昆布だしの讃岐うどん完食と雑誌WILL
自宅待機を命ぜられている平日のお昼どきに駅前を通りかかると、ずっと閉まっていた讃岐うどん屋に暖簾がかかっているのに気づいた。以前良く足を運んでいたが、老夫婦二人三脚で切り盛りしている店で、店主の親父が打ったうどんを薄い色の昆布だしでいただく。関東で他のうどん屋に絶対入らないのは、この薄い色の昆布だしを出してくれる店が少ないからだ。暖簾をくぐって久々に店内に入ると、厨房にいたのは老夫婦ではなく、以前と同じおかみさんに、息子さんと思われる40~50歳のエプロンを付けた男性だった。
店の内装は以前と同じだが、雰囲気が少し違っていた。エレキギターを基調にしたヒーリング音楽が店内に流れ、壁には日本人らしき若い青年がエジプトピラミッドの前でラクダに乗って記念撮影したちょっと古びた写真が引き伸ばして掛かっている。恐らくこの息子さんらしき男性の若い時の写真か?カウンターに置いてある雑誌は、以前ならトラック野郎が読みそうな袋どじ付きエロ雑誌や週刊文春だったが、今回は旅の雑誌と保守系言論雑誌WILLの最新号に代わっていた。時間待ちに読む雑誌としてWILLを置く飲食店も病院も少ないので、この息子さんらしき男性と政治思想が近いのかと考えると更にお店の応援をしたくなってきた。
手打ちのうどん麺や昆布だしは、おかみさんが健在ということもあり、親父さん時代の品質は引き継がれていた。おかみさんも元気なうちに、後継者の息子さんは色々なノウハウをしっかりと伝授してもらえるよう頑張ってほしいものだ。私も時々味のチェックに行くことにしよう。

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