子供のしつけが足りない2021年02月07日 16:06

毎週日曜日にNHKラジオで子供電話相談室が放送されている。子供の視点で不思議だと思うことを子供が専門家の先生に相談する番組だ。最初は懐かしくて聞き入っていたが、段々不快になってきて聞くのを止めた。
先生が真剣に話しかけているのに、大半の子供は「うん」「うん」と返事する。あまりにも幼くて返事をするすべも知らない幼児なら目をつぶるが、幼稚園から小学生高学年まで「はい」「わかりました」「有難うございました」と言えない子供が大半だ。テレビの子供へのインタビューでも例えば
「食べ物は何が好きですか」と聞けば、「カレー」、
「お父さんはどこにいるの」と聞けば「あっち」と答える。名詞だけで、カレーライスが好きです、あっちにいます、と文章で答えない。
これが大人になっても癖の抜けない人が多い。
食堂でおばさんから「白米と五穀米どちらがいいですか」と聞かれ「白米」、「どれくらいいれますか」と聞かれ「ふつうで」と名詞だけで答える。「白米をいただきます」「ふつう盛りで結構です」と文章で言えない。
これは能力の問題ではなく、しつけが足りないのだと思う。なぜならインタビューを受けているテレビの子役の返事はいつもしっかりしていて、聞いていても清々しく、これは訓練、しつけがされているからである。
私が通っている製本工房でも、70代の厳しい親方から指導を受けている青年が親方の説明に、「うん」「うん」と相槌をうっている。横で聞いていてヒヤヒヤするし、耳にもつく。彼も社会人だろうからそのうち、言葉遣いを指導してやろうと思っている。
「うん」という返事と体言止め(名詞のみで答える)はやめよう。