中国人が恐れるもの2019年11月20日 23:11

中国人にとって日本人の一番怖いところは、「団結」と「死を恐れないこと」だと中国の友人が教えてくれた。
中国人は「団結」できない。団結できないから天安門広場にも「民族よ団結しよう!」とスローガンが書かれている。
中国の諺に「ひとりの和尚が水をくむ、2人の和尚が天秤で水を担ぐ、3人の和尚が水をこぼす」というのがある。つまり中国人は団結ができないので、人が増えれば増える程物事が台無しになるのだ。「中国人は一人だと虎だが、人数が多くなるとネズミになる」とも教えてくれた。一人だと強い実力を発揮するが、人数が多くなると団結できずネズミ一匹程度の力しか発揮できないという意味だそうだ。
日本人は違う。日本人は一人だとなかなか自己主張できないが、仲間が集まると一致団結して何倍もの力を発揮できる。中国人はこれができないから、団結する日本人が怖いと言っていた。

ふたつめは「死を恐れないこと」。大東亜戦争時、国や家族の為に特攻隊として笑顔で出撃する日本人精神のイメージがあるのだろう。それくらい「わたくし」を捨てて公の為に覚悟を持って戦える日本人のこの精神が怖いのだ。オリンピックや世界選手権で優勝した日本人選手の言葉の多くは、「支えてくれた方の為に、日の丸を背負って、コーチへの恩返し」で頑張れたとの言葉を聞くと、日本人にとって最後はやはり「精神論」が人を強くしていると感じる。戦前も戦後も、日本人と精神論はやはり切り離せない。

「団結」と「死をも恐れないくらいの精神」、このふたつが合致すると、大体スポーツでも経済界でも、日本はいい成績まで進んでいるように思う。先般のラグビーW杯の日本チームもその例だろう。
だから戦後中国はこの日本人の「団結」をバラバラにし、「日本人精神」をヘナヘナにするのに必死なのであり、日本人の精神性も弱体化しているように思う。中国の思うツボだ。