ちょっと後悔したこと2020年10月25日 00:00

出勤中のある大雨の朝、会社近くの交差点で信号待ちしていると、傘もささずにずぶ濡れで長い白髪を垂らしたまま、半そでに短パンでサンダル履きのお婆さんが私の目の前を速足で横切って行った。「ん?お婆さんサンダルで傘もささずどこへいく?追いかけて声をかけたほうがいい?」と心の中で迷っているうちに信号が青になり、出社時間も迫っていたことから「迷い」を振り切って横断歩道へ進んだ。
それから1か月ほど経ったある晴れた日の、これまた出社の朝、駅までの住宅街の細道を急いでいるとお爺さんがひとり歩いてくる。よくみると、上下パジャマのまま、その足取りは「入院中の患者が点滴スタンドをもったままゆっくり進んでいるよろよろレベル」だった。「ん?自宅から出てきて買い物にでも行くの?いや、手ぶらであのふらつきようでは買い物もできない。それとも自宅に向かっている?声かけたほうがいい?」と、これまた心の中で迷っているうちに、「車の往来も少ないし」と自分を納得させ出社を優先してしまい「迷い」を振り切り駅へ向かった。
このように立て続けに出勤時に気になるご老人を見かけたため、帰宅後色々ネットで検索してみたら、徘徊老人である可能性を知った。

https://www.gchs.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/7f8d8b21aa320aa5bb95ad0001a1e972.pdf

道に迷っている人に声掛けするのと同じような気持ちで、あのご老人らに声掛けすべきだったと後悔がたった。あの時のご老人の無事を祈りつつ、今度同様に気になるご老人を見かけたら勇気を振り絞って声掛けしてみようと思う。