昭和天皇お手播きのオリーブの実2020年12月28日 14:06

昭和天皇お手播きのオリーブからなった実
二十四の瞳とオリーブの小豆島に行ってきた。小豆島にはオリーブの木が島中に植えられており、島の特産品にもなっている。
オリーブはそもそも日本では文久2年、徳川将軍の侍医であった林洞海がフランスから持ち込んだオリーブを、薬用にと育てたのが初の栽培と伝えられている。その後1908年に鰯など魚の保存を目的とした醤油と油漬けの缶詰を作る際、オリーブオイルが必要になったことがきっかけで小豆島がオリーブ栽培試験地に指定された。同年には三重県、鹿児島県も栽培試験地として名を連ねたが、オリーブの結実に成功したのは小豆島のオリーブだけだったそうだ。
島の中部ちかくの小高い丘に1950年昭和天皇が行幸の折り、農業試験場でお手播きになったオリーブの木が70年経った今でもすくすくと育っている。
https://www.olive-pk.jp/map/chihi.html
オリーブの木は通常挿し木で増やしていくそうで、それらは我々のイメージ通り細長い葉っぱを付けた木に成長するが、種から育てると、しっかりした本葉になるまで10年かかるという。葉も色が濃くて挿し木より丸い形の葉で、およそオリーブのイメージとは程遠い姿で成長する。
私が訪れた際は、11月の収穫期も終え、ちょうど昭和天皇お手播きの木の下に今年なったオリーブの実が落ちていたので有り難く拾ってきた。私も種を播いて育ててみようと思う。(「保険」に苗木も買ってきた)