鳴門島田島の古代ハス2021年08月11日 19:37

昭和26年に千葉県にある東京大学検見川厚生農場の遺跡から発掘された2000年以上前のハスの実を発芽開花させた古代ハスを見に鳴門市島田島に行ってきた。
当時見つかったハスの実をシカゴ大学へ送り、放射性炭素年代測定をしたところ弥生時代以前のハスの実であることが推定されたという。この古代ハスはのちに検見川の大賀蓮と呼ばれ、千葉県の天然記念物になった。これを日本各地、世界各国へ根分けされたという。
8月の連休を利用して訪れたため、ハス開花のピークは終わっていたが、ところどころに最後の花を咲かせていた。その中でもひときわ引きつけられたのが青い空に向かって炎のように咲く一輪で、オリンピックの聖火のごとく力強かった。