漆黒の黒豆 ― 2019年12月30日 13:50
正月帰省で実家に戻ると84歳の母が作った黒豆煮があった。見るとこれまでみたこともないような完璧な漆黒の液の中につやつやとした黒豆が鎮座していた。あまりにも見事な黒だったので「この黒色は何か加えたのか」と尋ねたら、釘と一緒に煮たといい、5寸釘を数本見せてくれた。錆びてはいるか赤茶けた錆びではなく年季が入ったねずみ色の釘だった。恥ずかしながら黒豆と釘を一緒に煮るというは初めて知った。
便利な世の中になったので早速ネットで調べると、釘の錆びの成分と黒豆から水に溶け出した色素アントシアニンが結合し綺麗な黒色になるそうである。母の姿が鏡のように映るほどの漆黒。
化学的な理屈は分からなくても、伝統や言い伝えからこうやって引き継がれている先人の知恵というのはすごいものだとあらためて感じた。
便利な世の中になったので早速ネットで調べると、釘の錆びの成分と黒豆から水に溶け出した色素アントシアニンが結合し綺麗な黒色になるそうである。母の姿が鏡のように映るほどの漆黒。
化学的な理屈は分からなくても、伝統や言い伝えからこうやって引き継がれている先人の知恵というのはすごいものだとあらためて感じた。
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