道具を磨く~レザークラフト~2021年03月07日 22:53

革すき用刃物を研ぐ
製本教室に加えて今週からレザークラフト教室に通うことにした。幸運にも午前中の製本教室を終えて、そのまま電車で10分ほど移動してレザークラフト教室へ通える。革の扱いを学ぶためである。
製本修理でこれまで3冊ほど革表紙で製本してきた。しかし布や紙と違って革の扱いが難しく、革すきで刃物を使うが仕上がりが納得するものでもない。そこで、もっと革に親しみ、さらには革すき用の刃物をしっかりメンテナンスし正しく扱えるようにとレザークラフト教室の門をたたくことにした。
革の先生には手製本修理で使う革に親しみ、道具の扱いも習熟するためと最初に目的を伝えた。教室初回はレザークラフトを具体的に始める前に、私からのリクエストで製本で使っている革すき用の道具の研ぎ方と革の漉き方をたっぷり4時間教えて頂いた。(製本でもレザークラフトでも使う刃物は共通)研いだ刃物は写真のようにピカピカに光り、面白いように刃先が革にくい込んでいった。
何をするにも道具が大事。道具はしっかりメンテナンスすれば使う者を助けてくれること、これを実感した一日だった。製本教室の親方もそのみち40年の厳しい職人だが、レザークラフト教室の先生も革工房を初めデザイン専門学校でも教鞭をとって45年近くなる経験豊富な職人だった。このようにその道の匠に仕事を教えてもらえることに感謝している。