職人の意地 ― 2020年06月08日 13:31
2020年3月12日の当ブログで紹介した讃岐うどん屋のあの昆布だしが恋しくなって再度店を訪れた。品書きにはいろいろあるが、うどん屋で食べるのはきつねうどんに限る。店頭にも「黄金の出汁」と書いてあるだけに、ここの薄い色の優しい出汁は心安らぐ。
前回訪れた時、親父さん不在で、世代交代の息子さんらしき人とお母さんが切り盛りしていることを紹介した。近所の木工所の奥さんからも、うどん屋のご主人は体調不良と聞いていたので案じていた。
ところが今回、客用の個室だった店の奥の小さな座敷をよく見ると、あの親父さんが健在で座っていたのだ。こちらに向けている丸く小さな背中が、店に立てないくらい弱っているのを物語る。にも関わらず、親父さんのその身なりはきちっと厨房用白衣を着て調理帽もしっかりかぶっている。息子さんや奥さんから呼ばれればいつでも店に立つ、そういう手打ち職人の意地がひしひしとその身支度から伝わって来て胸が熱くなった。
前回訪れた時、親父さん不在で、世代交代の息子さんらしき人とお母さんが切り盛りしていることを紹介した。近所の木工所の奥さんからも、うどん屋のご主人は体調不良と聞いていたので案じていた。
ところが今回、客用の個室だった店の奥の小さな座敷をよく見ると、あの親父さんが健在で座っていたのだ。こちらに向けている丸く小さな背中が、店に立てないくらい弱っているのを物語る。にも関わらず、親父さんのその身なりはきちっと厨房用白衣を着て調理帽もしっかりかぶっている。息子さんや奥さんから呼ばれればいつでも店に立つ、そういう手打ち職人の意地がひしひしとその身支度から伝わって来て胸が熱くなった。
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