猿と鹿の攻防~淡路島モンキーセンター~ ― 2021年10月24日 19:01
今日お昼にたまたま見たら面白い光景に巡り合った。
センター内には竹の先に紐をつけ、竹の筒の中に豆?を入れ、猿がひもを引っ張ると竹がシシオドシのように傾き、中から豆が出てくる仕掛けの遊具が画面手前の傘の下に仕組まれている。
猿だけでなく、鹿もこの仕掛けの豆にありつこうと山から下りてくる。
今日の光景はこうだった
因みに猿がいなければ、鹿も自ら口で紐を引っ張って豆を落として食べている。それに負けじと、竹の筒から出た瞬間に手で空中キャッチする知恵猿も現れ始めた。手のない鹿に勝つには空中キャッチしかないことを学んだ猿と鹿との攻防、これらがいずれも野生だから更に凄い。
【淡路島モンキーセンター】
この淡路島モンキーセンターは大分県の高崎山モンキーセンターと並ぶ歴史のある猿園である。ここの猿も鹿も野生で、昼間に山から下りてきてセンター内で餌をもらい一通り遊んだあと、夕方にはまた山へ帰る。
野生なので気まぐれで、天気の悪い日などは山にこもってセンターまで下りてこない。また、ここのニホンザルの特徴は群れのボスが優しいらしい。普通ならボス猿が食べ終わってから他の猿たちが食べるのを許されるらしいが、ここ淡路島モンキーセンターのボス猿は極めて優和で、他の猿が一緒にエサを食べることを許す。これは通常の二ホンザルの群れでは考えられないことだと学者さんが以前説明していた。だからここの猿だけが「サル文字」を書けるのだ。つまり地面に書いた文字に沿ってエサを置き、ボスを含め猿が一斉にやって来て食べ始めるので
サル文字ができる。他の二ホンザルならまずボスが食べるので、他の猿は近づいてこない。だからサル文字も書けないとのこと。そのサル文字、画面一番奥の傘の下に「サル」と書いた写真が吊ってあるのをご覧いただけるだろうか。サルという文字の沿ってエサを置いてそれを一斉に食べている猿の背中で書いたサル文字である。






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