硫黄島と御巣鷹山2021年10月18日 21:21

【硫黄島と御巣鷹山の共通点】
・硫黄島は本土から2万人の兵隊さんが送り込まれ、戦後80年以上経った今も1万人以上の英霊が本土へ帰るのを待っており、島全体が未だに英霊のお墓となってしまっている。
御巣鷹山は520名を乗せたジャンボ機が尾根にぶつかり、機体先方が乗客もろとも一瞬にして燃え尽き土になった。人間が収容出来たご遺体や遺体の一部以外は今も多くの御霊が山全体に眠っている。
・硫黄島は上陸したアメリカ軍が火炎放射器で焼いた焦げた岩肌が未だ残っている。
御巣鷹山はジャンボ機によってなぎ倒されて焦げた大木の切り株が残っている。

【硫黄島と御巣鷹山が違う点】
・硫黄島は雨水以外の真水が一滴もない渇いた過酷な環境だが、御巣鷹山は清流と深い緑に囲まれた潤いのある風景。
・硫黄島は日本の領土であるが一般の日本人は簡単には訪れられない地、御巣鷹山は山深い土地ではあるものの気持ちさえあれば遺族を始め誰もが訪れられる場所。

古書をまとめて修理2021年10月21日 15:00

ここのところ仕事と趣味の本の修復で立て込んでおり、ブログのアップも滞っていた。その間に古書6冊の修理が完了した。いずれも背表紙と平表紙の間の溝部分が破れたりゆるくなったりして本文(ほんもん、本の中身のこと)がバラついていた状況で、溝部分を和紙や布で補強して、本文をくるみ直した。元の表紙を活かしながら、ばらついていた本文をしっかり整え、普通にページをめくれるようにした。

【趣味の支那叢談】
上田恭輔著 大正13年9月5日 大阪屋號書店発行

【随筆懶六十三記】
津田青楓著 昭和18年1月30日 日本出版配給株式会社発行

【音樂讀本】
山田耕筰著 昭和19年2月19日 日本評論社発行

【従軍派遣員決死の筆陣 大東亜戦争史】
宮居康太郎編 昭和17年6月30日 皇徳社発行

【MARUZEN'S STANDARD DICTIONARY】
BLACKIE AND SON LIMITTED
LONDON GLASGOW 1913

【WHY MIDDLE IN THE ORIENT?】
Written by BOAKE CARTER AND THOMAS H.HEALY
DODGE PUBLISHING COMPANY NEW YORK 1938

松ぼっくりが開いた2021年10月22日 00:05

先般2021年10月18日のブログ写真に写っている群馬県御巣鷹山で拾ってきた松ぼっくり。私がぼやっとしている間に満開の花のように開いているのに気づいた。拳のような堅固な形だった松ぼっくりが、2,3日の間に自らの力でこんなにも劇的に変身するの知って、松ぼっくりにも宿る命を感じた。道に転がっているのを安易に踏みつけられないな。

猿と鹿の攻防~淡路島モンキーセンター~2021年10月24日 19:01

淡路島モンキーセンターがYOUTUBE動画を24時間ライブで上げていて時々覗いている。
淡路島モンキーセンター24時間ライブ動画

今日お昼にたまたま見たら面白い光景に巡り合った。 センター内には竹の先に紐をつけ、竹の筒の中に豆?を入れ、猿がひもを引っ張ると竹がシシオドシのように傾き、中から豆が出てくる仕掛けの遊具が画面手前の傘の下に仕組まれている。 猿だけでなく、鹿もこの仕掛けの豆にありつこうと山から下りてくる。
今日の光景はこうだった

①猿がひもを引っ張り豆を拾って食べる。その脇でおこぼれをもらおうと鹿がぴったりくっつく。
②猿は鹿が邪魔で歯をむき出し追い払おうとする。鹿も負けじと小さな角を振りかざす。
③モンキーセンターのおばさんがその光景を見て、鹿を柵から追い出す。
④猿はおばさんが味方になってくれ「我が世の春を得たり」で邪魔者がいなくなって、再びシシオドシの豆を喰らい始める。
⑤おばさんが再びやってきて、ボール一杯の豆を地面に播き、鹿たちが一斉に喰らい始める。おばさんが自分の味方だと思っていた猿は唖然となって地面一杯の豆を見つめる。
⑥シシオドシの紐を引っ張って1粒1粒拾って食べていたことに興ざめしたか紐を放棄し、恐る恐る鹿に合流して喰らい始める。

因みに猿がいなければ、鹿も自ら口で紐を引っ張って豆を落として食べている。それに負けじと、竹の筒から出た瞬間に手で空中キャッチする知恵猿も現れ始めた。手のない鹿に勝つには空中キャッチしかないことを学んだ猿と鹿との攻防、これらがいずれも野生だから更に凄い。

【淡路島モンキーセンター】 この淡路島モンキーセンターは大分県の高崎山モンキーセンターと並ぶ歴史のある猿園である。ここの猿も鹿も野生で、昼間に山から下りてきてセンター内で餌をもらい一通り遊んだあと、夕方にはまた山へ帰る。
野生なので気まぐれで、天気の悪い日などは山にこもってセンターまで下りてこない。また、ここのニホンザルの特徴は群れのボスが優しいらしい。普通ならボス猿が食べ終わってから他の猿たちが食べるのを許されるらしいが、ここ淡路島モンキーセンターのボス猿は極めて優和で、他の猿が一緒にエサを食べることを許す。これは通常の二ホンザルの群れでは考えられないことだと学者さんが以前説明していた。だからここの猿だけが「サル文字」を書けるのだ。つまり地面に書いた文字に沿ってエサを置き、ボスを含め猿が一斉にやって来て食べ始めるので サル文字ができる。他の二ホンザルならまずボスが食べるので、他の猿は近づいてこない。だからサル文字も書けないとのこと。そのサル文字、画面一番奥の傘の下に「サル」と書いた写真が吊ってあるのをご覧いただけるだろうか。サルという文字の沿ってエサを置いてそれを一斉に食べている猿の背中で書いたサル文字である。