風前のともし火~ハカラメの芽~2021年03月04日 00:30

ハカラメ 葉から芽
小笠原諸島からハカラメという植物を持ち帰って来て昨年より育てていた。「葉から芽」別名マザーリーフと呼ばれるだけあって、文字通り葉っぱそのものから芽が出て繁殖する。父島の民宿の主人からも「生命力の強い外来植物」と聞いていたので、素人でも簡単に育てられると、たいした世話もせずにベランダですくすくと育っていた。
ところが今年の年末年始10日間ほどの留守から戻ってきたら、寒さでやられ衰弱していた。慌てて家の中に取り込んだり、水をやったりしたのだがどうも手遅れだったようで今はほぼ枯れかけている。完全に枯れる前に元気そうな葉っぱを3枚ほど摘んで紙に包んで保管していた。
気候も段々暖かくなってきたので摘んだ葉っぱを水を含んだ綿の上に置き様子を見ていたら、小さな芽が出てきた。当初持ち帰ったときのハカラメほどの生命力はなく、生死をさまよっている風前のともし火の状態だ。ただ弱弱しくではあるが少しずつ成長しているようなので、このまま何とか根を張ってもう一度復活してほしい。

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