33年目の相棒2020年05月04日 10:42

33年目のシステム手帳
「チャップリン」に修理に出していた本革のシステム手帳が今日仕上がった。この手帳は使い始めて今年で33年になり、私の所持品の中で一番長く愛用している。
カバンで有名なSAZABYの焼き印が入ったシステム手帳で、買えば当時学生の私には高価なものである。実は私が家庭教師をしていたおうちがSAZABYから委託されて革製品を製造しており、手帳で訳あり品が出てSAZABYに卸せないからと頂いた手帳であった。
大学3年生から使い始め、通学、クラブ活動、アルバイト、就職活動、新社会人、語学留学、海外出張、国内外の旅先、海外赴任を経て現在に至るまで、毎日これを手にして一緒に33年間歩んできた。その間、定期的に脂を塗って手入れし20年程は問題なく使っていたが、うっかり水濡れしたり、経年と共にペン挿し部分が裂け、天地部分やベルトが摩耗し、プラスティックケース部分が割れたりした。他店でできない修理を請け負ってくれる「チャップリン」を10年前に見つけてからは、安心して補修してもらうようになり、今回は2度目の「外科手術」であった。
この手帳の色つやの変化や熟成具合が気に入って以来、革製品を好んで購入するようになった。今回同時に修理に出した総革リュックサックは東日本大震災をきっかけに両手が自由に利くカバンと思い買ったもので9年目になる。このまま私の折り返しの人生と共に大切に使い続けられればと思う。
実はこのシステム手帳、当時2冊いただいており、もう一冊は劣化しないように手入れしながらも新品のまま33年間スタンバイ状態である。こちらの行く末も考えてあげなければいけない。