レジ袋有料化になじまないもの2020年08月02日 17:55

レジ袋有料化以降なってから初めて、行きつけのケーキ屋にケーキセットを買いに行ったら店員から「レジ袋はいりますか」と聞かれ驚いた。そもそもこのケーキ屋の箱は単なる直方体で、持ち手が付いたデザインにもなっていないからだ。
スーパーのように雑多なものをたくさん購入することを客も最初から分かっていて、客がレジ袋を買うならわかるが、ケーキ屋で箱入りケーキを買ったら、客が持ちやすいように、中身が崩れないように工夫して手交するのはケーキとセットだと思う。これは弁当屋とて同じことだ。お弁当とそれを持ち帰るための利便性提供はセットだ。それが証拠に弁当屋が提供するレジ袋は底のマチが広くなっていて、客が弁当を水平に保ちながら持ち帰りできるようにしている。
もしケーキ屋が袋を使いたくなければ、せめて昔のケーキ屋のように、店員を教育して箱に紐をかけて客に手交するか、箱のデザインを持ち手つきに変更するくらいの手段を考えるのはケーキ屋としての義務だ。
弁当屋、ケーキ屋、寿司屋の持ち帰りは客がテイクアウトする利便性を提供するところまでが料金に含まれるべきである。
自分が客に提供するものが一体何なのかも全く考えず、どうすべきかの知恵を使わず、なんでもかんでも右にならえでレジ袋有料化をやってしまうと、このケーキ屋のようになる。
このケーキ屋本社のホームページにも意見をした。さて次回買いに行ったときにはどうなっているか。

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