さすが中国製2020年07月22日 09:13

以前からモノを買うときは多少高くても日本製を選び、中国製はできるだけ購入しないようにしていたし、特に武漢肺炎以降はマスクもアルコールも中国製、韓国製なら買うのは避けていた。案の定中国製マスクはにわか業者が不衛生な作業場でマスクを踏みつけながら日本向けの生産をしたり、韓国製アルコールはアルコール70%と表記しておきながら実は20%にも満たないという詐欺まがいが日本国内でも横行していた。中国製マスクを買うくらいなら自分で布を買ってきて手作りしたし、アルコールが切れて韓国製しかなければ石鹸で入念に手洗いするか、国内酒造メーカーのアルコールを取り寄せた。

段々マスクが苦しい季節になってきた。武漢肺炎以前に購入していた日本製のウレタン素材の「ピタット」マスク(3枚1000円)が一番通気性よくここ最近はこれを繰り返し使っていた。緊急事態期間中も会社からも同商品を3枚支給され大事に使っていた。だがそれも段々劣化してきて、この日本製の「ピタット」マスクが再び店頭で手に入る気配が全くない。
ところが先日浅草橋駅前の期間限定のバッタモン店舗で、「ピタット」マスクの類似品がひとつ100円で販売していた。パッケージは透明ポリに入っているだけで表示が全くなく、中国製かすらわからない。1枚100円だし(本当は30円、50円レベル)、ウレタン系マスクの補充がしたかったので仕方なく買うことにした。中国で生活していた頃は、モノを買う前に必ずひとつひとつ中身を自分の目で見て問題ないか確認してから購入する。同様に今回も本当は開けて中身を見てから買いたかったが、衛生用品であるからそれも許されない。福引のつもりで一か八かで適当に5枚選んだ。
期間限定のバッタモン店舗だが、どこのどなたが販売しているかくらい把握しようとレシートをもらったら、店舗名や連絡先は一切書いていなかった。店も商品もバッタモンなら、レシートもバッタモンだった。
自宅に戻り、ドキドキしながら買った5枚を開けた。5枚のうち3枚は問題なかったが、1枚は耳をかけるためにくり抜いた輪の曲線がいびつで一部細くなっており、今にも切れそうだった。もう一つは、左右の縫い合わせがきっちりしておらず、地震発生で現れた活断層のようにずれていた。(写真参照)
「やっぱり中国製か」と残念ながら予想は当たったが、もう自宅へ戻っており100円の商品を交換してもらうのに電車賃往復1000円はありえないので、泣き寝入りするしかない。これが毎回中国製を買ってきた私の自戒と教訓である。
「不良品の泣き寝入りが嫌なら中国製を買うな、
中国製を買うなら不良品を覚悟しろ」

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