今の日本が米中の仲介役とは身の程知らず2020年06月07日 08:36

今の日本が米中の仲介役とは身の程知らず
自民党の甘利さんが武漢肺炎後日本の対外的な戦略を議論する「新国際秩序創造戦略本部」の座長なるらしい。彼は、米中による覇権争いの激化を踏まえ「日本が仲介役を務めなければならない。世界における日本の不可欠性を戦略的に構築する必要がある」と言った。
2大対極国が自国の国益のために熾烈な争いをしているのに、憲法も変えられず軍隊すら持てず攻められてからしか動けない(実際動けるかどうかもわかない)、北朝鮮さえ手におえず行き詰っている今の日本が、米中の間で仲介役とは、身の程知らずも甚だしい。鼻で笑われ、邪魔だと追い返され、そのうち決着がついた勝者に乗っ取られるのが関の山だ。
日本が世界で他国と対等な役割を持ちたければ、自国の確固たる立ち位置を確立したうえで、軍隊も核も持ち、国民も領土領海も断固として守り抜き、日和見ではなく自分が考え自ら動くというごく当たり前の国の姿勢がなければ世界では通用しない。人口2500万人、九州程の面積の台湾のほうがよっぽど国家形成を立派に進めている。日本の政治家は自らが弱体化させてきた今の日本の情けない実力を見極められず、なぜこのように身の程知らずな事を平気で言えるのか不思議でならない。もうすでに始まっている戦争で、今の日本はアメリカにつくしかない。

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