やっぱり国民の窮地とコロナ恐慌を分かっていない政府2020年04月17日 13:39

給付金ほしい奴は手を上げろ
【10万円は要望する人に給付と麻生氏 】
「膨らし粉」を振りかけまくった骨抜き見せかけ108兆円緊急経済対策に業を煮やした公明党に迫られ、国民一人あたり一律10万円給付を決めた安倍政権。公明党に言われてからではなく、国家として国民を守り本気で経済を復活させて行こうと思えば、おのずから答えは出ていたはずだ。財務省官僚に丸投げしてケチった政府の顛末だ。
更に気に食わないのが、この10万円逆転劇を受けた麻生財務相のコメントだ。一方的に支給するのではなく「要望される方、手を挙げる方に配る」と述べたとか。手を上げるにもまた手続きが必要で役所は混雑しクラスターの場と化すだろう。
そもそも財務省が握っているのは誰の金だと思っているのか。我々国民から徴収した国民のお金だ。その財源である国民が困っているときに、自分の金のごとき、「必要な奴は言え」というのは勘違いも甚だしい。公明党に押し切られてよっぽど虫の居所が悪かったのだろうが、すべき事をしなかった政府、財務省が悪く、グダグダいうのは見苦しい。
本来なら
「国費を賄っていただいている国民の皆さんが窮地に陥っているので、政府としてはいただいたお金を一旦国民の皆さんにお返しし、窮地を乗り切りましょう。そのうえで、返上してもいいという方がいらっしゃれば財務省におっしゃってください。私も返上します」が本来の筋だろうが。

武漢肺炎が収束してもその先に待っている大恐慌を日本が乗り切るには、この程度でも対策はまだまだ足りない。
この度の武漢肺炎対応で、医療、物流、生産、治安、販売など政府はそれぞれの専門分野に権限や権威を以て協力要請や指示をするだけで、政府だけでは直接何もできない機関であることがよくわかった。ならばせめてちゃんとした正しい方針を決める仕事をしようよ。
https://www.youtube.com/watch?v=vZriHDhUhbU

追:その後同日夕刻の安倍首相の記者会見にて、給付金は郵送もしくはオンラインでの申請とのことで、役所へ出向く必要はないようだ。

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