「中国」は「中共」2020年03月26日 12:20

中国の実態は中国共産党
今我々が知る「中国」は中国ではない。私たちの政府や外務省が相手にしているのは「中国」という国家ではなく、中国共産党(略して「中共」ちゅうきょう)という党集団の人々なのである。

話が少しそれるが、日本が戦前使っていた「支那・シナ」という言葉が蔑称だと中共から指摘されて日本側も「禁止用語」として自粛しているが、「支那・シナ」という呼称は「日本の西に位置する大陸のあの一帯地域」という解釈で戦前から使用されたものであり「支那・シナ」は蔑称ではない。昔から英語圏でもCHINA、イタリア語でもCINA(チーナ)とあの一帯の事を呼んでいるのだから、日本語でもあの一帯の事を「シナ」というのは極めて妥当であり、中共から蔑称と言われる所以はない。
「中国」というと、中国共産党の「中華人民共和国」か国民党の「中華民国」の略称であり、それ以前の清朝の時代も「あの一帯」のことは「支那、シナ」と呼んだ。東シナ海、南シナ海がその一例である。

これらのことから、今、武漢肺炎感染者数を偽装したり、感染源を他国になすりつけたり、同様にこれまで反日キャンペーンを世界に発信したりしているのは「70年間たまたまシナ大陸一帯を占領し中華人民共和国を名乗っている中国共産党」の仕業であるということを念頭にお付き合いしなければならない。人民解放軍も「中国共産党」の軍であり、「中華人民共和国」の国軍ではない。

ポンペオ米国務長官は3月25日、テレビ電話会議方式の先進7カ国(G7)外相会合後の記者会見で、「『武漢ウイルス』の問題が明確に示したように、中国共産党体制は(G7諸国の)保健と生活様式に対する重大な脅威だ」と主語を「中国」という国家名称ではなく「Chinese Commnist Party」(中国共産党)とはっきり呼んでいる。残念ながら日本のメディアは「Chinese Commnist Party」(中国共産党)を「中国」としか訳していない。
【参考 台湾系メディア動画】
https://www.youtube.com/watch?v=LPnIolCUOC0

私には20年来の中国の友人が何人かいる。中国共産党員の友人もいるし、党員ではない最下層の友人もいる。党員の友人はいずれも役人や企業幹部であり、職業上やむを得ずあるいは保身のために党員である。最下層の友人は中国共産党独裁の社会が如何に住み難いか一番実感しておりそれをこっそりと話してくれる。党員の友人も個人的つきあいでは極めて善良で私に対しても心優しい人たちばかりだ。

「中国」はその実「中国共産党」である、
「中国人」が全て「中国共産党党員」ではない、
「中国共産党員」にも善良な人はいる、
これが実情だと思う。

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